怪物くん

SF映画情報

映画「怪物くん」詳細

作品概要

映画「怪物くん」は、藤子不二雄?による人気漫画「怪物くん」を原作とした実写映画作品です。2010年に公開された「映画 怪物くん」と、2011年に公開された続編「映画 怪物くん ~冒険!百万色の涙を流せ!~」の二部作で展開されました。

ストーリー(一部)

『映画 怪物くん』(2010年)
悪魔界からやってきた怪物ランドの王子、怪物くん。人間界での悪戯に飽き足らず、人間界にやってきては騒動を巻き起こす。そんな中、怪物くんは人間界で出会ったドラキュラ、オオカミ男、フランケンシュタインといった怪物たちと友情を育んでいく。しかし、怪物くんを狙う悪魔や、人間界を支配しようとする陰謀が彼らを襲う。怪物くんは、仲間たちと共に、悪に立ち向かい、友情の力で困難を乗り越えていく。

『映画 怪物くん ~冒険!百万色の涙を流せ!~』(2011年)
前作から数年後、怪物くんは成長し、怪物ランドの王位継承者としての自覚も芽生え始めていた。しかし、突如として怪物ランドに危機が訪れる。伝説の宝「百万色の涙」を狙う悪の組織「デモスト」が暗躍し、怪物ランドを滅ぼそうと企む。怪物くんは、人間界の仲間たちと共に、失われた「百万色の涙」を取り戻し、怪物ランドを救うための壮大な冒険に旅立つ。

キャスト

主要キャスト

  • 大野智(怪物くん)
  • 松岡茉優(女子高生、怪物くんのガールフレンド・市川ウタコ)
  • 八嶋智人(ドラキュラ)
  • 芦田愛菜(オオカミ男)
  • 川島海荷(フランケンシュタイン)
  • 津田健次郎(デビル・コブラ)
  • 中村静香(ユキオ)
  • 上島竜兵(デモスト兵)
  • 伊武雅刀(怪物大王)
  • benzyl(怪物くんの父親)
  • 鬼丸(怪物くんの父)

その他キャスト

  • ベッキー(変装した怪物くん)
  • rags(怪物くんの母)
  • 鬼頭(怪物くんの妹)
  • (怪物くんの伯父)
  • (怪物くんの叔母)
  • (怪物くんの従兄弟)
  • (怪物くんの幼少期)
  • (怪物くんの少年期)
  • (怪物くんの青年期)
  • (怪物くんの成人期)

スタッフ

  • 監督:橋本光二郎
  • 脚本:福田雄一
  • 音楽:藤原いくろう
  • 製作:映画「怪物くん」製作委員会

公開情報

『映画 怪物くん』(2010年)

  • 公開日:2010年11月20日
  • 上映時間:1時間39分
  • 配給:東宝

『映画 怪物くん ~冒険!百万色の涙を流せ!~』(2011年)

  • 公開日:2011年4月23日
  • 上映時間:1時間42分
  • 配給:東宝

その他

原作について

映画の原作である「怪物くん」は、1965年から「週刊少年キング」で連載が開始され、その後「少年マガジン」、「コロコロコミック」など複数の雑誌で連載された藤子不二雄?による漫画作品です。アニメ化もされており、長きにわたり多くのファンに愛されている国民的キャラクターです。

映画化の背景

テレビドラマ化もされていた「怪物くん」を、よりエンターテイメント性の高い映画として制作するべく、2010年に第一作が公開されました。原作の持つコミカルさと、怪物たちが繰り広げる壮大な冒険活劇を実写で再現することを目指しました。

作品の魅力

  • 個性豊かなキャラクター:主人公の怪物くんはもちろん、ドラキュラ、オオカミ男、フランケンシュタインといった個性的な怪物たちのやり取りが、作品の大きな魅力です。
  • 友情と絆:怪物くんと仲間たち、そして人間との間に芽生える友情や絆が、物語の感動的な側面を彩ります。
  • 壮大な冒険活劇:異世界を舞台にした、手に汗握る冒険とアクションシーンが、観客を惹きつけます。
  • コメディ要素:藤子不二雄?作品らしい、子供から大人まで楽しめるユーモアあふれるギャグも満載です。

関連作品

映画化以前にも、テレビドラマ、アニメ、舞台など、様々なメディアで展開されており、それぞれの作品が独自の魅力を放っています。

興行収入・評価

『映画 怪物くん』(2010年)は、公開週末興行収入で初登場1位を獲得し、最終的に興行収入約27億円を記録しました。続編の『映画 怪物くん ~冒険!百万色の涙を流せ!~』(2011年)も、興行収入約21億円とヒットしました。批評家からは、原作へのリスペクトと、キャストの熱演、VFXを駆使した映像などが評価されました。

まとめ

映画「怪物くん」シリーズは、国民的人気漫画を原作とした、子供から大人まで楽しめるエンターテイメント作品です。個性豊かなキャラクターたちが繰り広げる友情、冒険、そしてコメディ要素が満載で、家族で一緒に楽しめる作品として高い評価を得ています。原作の世界観を大切にしつつ、映画ならではのスケール感と映像美で、怪物くんたちの活躍を鮮やかに描き出しています。

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